江戸川区役所に「空想係」を新設 やっぱり仕事は「空想」? 区のビジョン実現へ2人態勢(東京新聞2024年3月26日) 

 東京都江戸川区は26日、新年度から「空想係」を新設すると発表した。外部人材と交流・連携し、区の未来ビジョンの実現に生かす。区は「この名称の組織は、全国の自治体で初」としている。 

 同区では2022年8月、2100年の区の理想像を描いた「共生社会ビジョン」を策定。人口減少が進む中、誰もが安心して自分らしく暮らせる社会の実現を掲げた。  空想係は企画経営部企画課に設けられ、係長と係員の2人で構成する。係の名称は課内で検討した。  

 同課の椎名真雄課長は「役所の中だけでは限られてしまうアイデアに外の情報をいかに落とし込むか。空想係は『考えること』が仕事になる」と話している。(小形佳奈)

本記事では、江戸川区における組織再編の取組を紹介。

同区では、「2100年の区の姿を描いた」「共生社会ビジョン」「の実現に向けて、国内外の最新動向やアイデアの情報を収集し、区の取り組みに反映させることを目的」に同区の「経営企画部企画課」に「空想係」*1を設置。

「政策的な意図」*2による組織再編の成果の状況は観察。