歯と口の健康 ロッテとつくる 千葉県、歯科医師会の3者が連携協定(東京新聞2024年6月7日)

かんで健康-。千葉県と県歯科医師会、ロッテ(東京)の3者が歯と口の健康づくりの推進のため連携協定を結んだ。生涯を通した歯の健康づくりの推進や普及啓発に協力して取り組む。
 最初の取り組みとして「歯と口の健康週間」(4~10日)に合わせ、スーパーやドラッグストアなど県内約230店舗のチューインガム販売コーナーに、かむことと定期的な歯科健診の大切さを伝えるPOP広告掲示する。
 県庁で先月27日にあった締結式で県歯科医師会の大河原伸浩会長は「高い知名度を生かして発信してほしい」、熊谷俊人知事も「県民の歯の健康への意識をより効果的に高めていける」と期待した。ロッテの高崎誠司執行役員は「消費者に直接訴えることで貢献できると思う」と話した。
 県健康づくり支援課によると、県の2021年度の生活習慣のアンケートでは80歳以上で20本以上の歯を有する人は51.6%と半数を超える一方、県内市町村の歯科健診を基にした22年度のデータでは、歯周病が進行している人の割合は、60代で56.1%に上った。(小川直人)

本記事では、千葉県における協定締結の取組を紹介。

同県では、同社と同会との間で、「歯と口の健康づくりを通じて、県民の健康の保持増進及び健康寿命の延伸」を目的に「千葉県民の歯・口腔の健康づくりの推進に関する連携協定」を、2024年「5月27日」に「締結」*1。同協定に基づき「胎児期から高齢期に至るまでの人の生涯を経時的にとらえたライフコースアプローチに基づく、歯・口腔の健康づくりの推進に関すること」、「「噛むこと」の大切さの普及啓発に関すること」、「その他県民の健康づくりの推進に必要な事項に関すること」の「連携・協議」*2を想定。 

「公-民協定(縦型協定)」*3に基づく同取組。同協定に基づく具体的な連携の取組状況は、要観察。