接種の診療所に協力金 高齢者7月完了目指す―東京都(時事通信2021年5月17日) 

東京都は17日、新型コロナウイルスのワクチン接種に専念する診療所に1日当たり17万5000円の協力金を支給すると発表した。かかりつけ医らを活用することで、政府が目標とする7月末までの高齢者への接種完了を目指す。事業費として58億円を補正予算案に盛り込み、都議会定例会に提出する。

 小池百合子知事は記者団に「打ち手の確保を促進し、ワクチン接種を加速していく」と語った。
 協力金は、診療所が1日当たり60回を目安にワクチンを接種する場合に支給。都内約4000カ所で、65歳以上の高齢者接種のおよそ3割に当たる200万回分を実施することを想定している。総務省の調査では、都内の約3分の1の自治体が7月末までに高齢者接種が終わらない見通しとなっていた。

本記事では、東京都における感染拡大防止の取組を紹介。

同都では、総額「4,265億円」となる2021年度「6月補正予算(案)」*1を編成。

同予算案では、「高齢者を対象としたワクチン接種」を「全ての区市町村での7月末までの接種完了を目指す」目的から、「地域の診療所等が」「通常の診療に代わりワクチン接種に専念する際に協力金を支給」する事業案を「58億円」*2を組んでいる。

投網型鎮静」*3に向けた同取組。打ち手の確保状況は要確認。