東京、3カ月連続転出超過 総務省(共同通信2021年8月26日) 

総務省は26日、7月の住民基本台帳人口移動報告を発表した。東京都からの転出者が転入者を2964人上回り、3カ月連続で転出超過となった。感染力の強いデルタ株が流行し、新型コロナウイルスの感染拡大に歯止めがかからないことが影響しているとみられる。

 都へ転入した人は前年同月比6.2%減の2万6958人、転出した人は同4.3%減の2万9922人だった。一方、東京圏(東京、埼玉、千葉、神奈川4都県)は、転出者が転入者を1829人上回り、7カ月ぶりに転出超過になった。

本記事では、東京都における人口移動の状況を紹介。

総務省統計局がまとめた「2021年」「7月」の「住民基本台帳人口移動報告」によると、同年同月の「都道府県間移動者数」が「前年同月に比べ」「2.3%」「減少」 したなか、同都では「転出者」が「4.3」%減、「転入者」が「6.2」*1%減となっている。に記録に続き、本記事によると「3カ月連続」での「転出超過」の状況。

東京都に位置する「多様な人口動態の地域」*2の動向は、要観察。

*1:総務省HP(統計局統計データ住民基本台帳人口移動報告住民基本台帳人口移動報告の概要,集計結果等結果の概要2021年(令和3年)7月結果)「2021年(令和3年)7月の人口移動の概況」(住民基本台帳人口移動報告 令和3年7月27日 総務省統計局)

*2:伊藤正次「権限移譲の争いやめ都区は未来に備えた体制整備を」『Wedge』Vol.33,No.8、45頁