東京都、ハッカソン初開催 行政データで課題解決提案(日本経済新聞2021年11月5日)

 東京都はIT(情報技術)のコンテスト「ハッカソン」を12月~2022年1月に初開催する。都のオープンデータを使って行政課題を解決できるサービスを提案してもらう。優秀な作品5件は22年3月末に向けて事業化も支援する。都民の利便性向上と民間の知見を生かす「シビックテック」の盛り上げにつなげる。

 今回の「都知事杯オープンデータ・ハッカソン」ではサービス案を都に提案した後、12月中旬の5日間を使って応募者らがアプリケーションなどを作成。22年1月に開く1次審査と最終審査で有識者などがプレゼンテーションを踏まえて優秀作品と最優秀作品、計5件を決める。応募は個人でもチームでも可能。アイデアがあってもサービス構築の技術がない人は都が構築を手助けする。

 申し込みは12月8日まで受け付ける。都は専用サイトで現在、4万5千件以上のデータを誰でも利用できる形で公開している。ハッカソンでは防災やまちづくりなど13分野のデータを活用してもらう。民間からデータの活用事例を示してもらい、都職員のデータ公開への意識を高める狙いもある。

本記事では、東京都におけるハッカソンの取組を紹介。

同都では、2021年「12月中旬」から2021年「1月下旬まで」、同都の「オープンデータを活用して行政課題の解決に向けたデジタルサービスの提案を行う」「都知事杯オープンデータ・ハッカソン*1を開催。

「提供者ではなく利用者の視点」*2からのデータの利活用の状況は要確認。