水戸で納豆の日条例制定イベント 記念式典(茨城新聞2022年7月11日)

  水戸市で「納豆の日」(7月10日)が制定されてから初めての記念日を迎えた10日、「日本初!納豆の日条例はっこう(発行、発酵)記念イベント」が同市内原のイオンモール水戸内原で開かれた。記念式典や市民参加型イベントが実施され、納豆消費を呼びかけた。
イベントは水戸商工会議所が主催。式典には、水戸市長や市議、納豆製造業たちが集まり、記念のくす玉割りで制定を祝った。このほか、納豆を1分間まぜる回数を競う「納豆まぜまぜ世界選手権」や絵本「なっとうくんのぼうけん」の読み聞かせが開かれ、来場客が納豆に親しんだ。
くす玉内の垂れ幕の文字を手がけた茨城県立水戸二高書道部2年の中崎優衣さんは「納豆を通じて水戸の良さが広がってほしい」と笑顔。同選手権で記録180回を残し優勝した小学6年生の高木美嘉さんは「緊張したけど楽しかった」と話した。

本記事では、水戸市における納豆消費拡大の取組を紹介。

同市では、2022年「6月21日」に「議員提案」による「水戸市納豆の消費拡大に関する条例」を「制定」*1。同条例第6条では「納豆を活用した健康の増進に関する市民の関心及び理解を深めるとともに、事業者及び市民と連携した取組を推進するため」、「7月10日」を「納豆の日*2と定めている。

「ハードルの高いものであるが、不可能ではない」「議員提案条例」*3による同取組。条例の実施状況は要観察。 

*1:水戸市HP( 市政 : 条例・規則 )「「水戸市納豆の消費拡大に関する条例」を制定しました

*2:前掲注1・水戸市水戸市納豆の消費拡大に関する条例」を制定しました

*3:金井利之『自治体議会の取扱説明書 住民の代表として議会に向き合うために』(第一法規、2019年)、162頁

自治体議会の取扱説明書―住民の代表として議会に向き合うために―