品川区の歴史をネットで閲覧 紙資料の経年劣化対策も(東京新聞2023年4月6日)

 東京都品川区は、区の成り立ちや歴史上の出来事などを記した「品川区史」や「品川の歴史」などの刊行物をデジタル化し、ウェブサイトで見られるようにする取り組みを始めた。経年劣化する紙の貴重な資料を長期保存する狙いもあるという。
 区史は一九七〇年代に刊行され、上下巻や資料編などで構成。区の歴史を調べられる。「品川の歴史」はそれらを簡略化したもの。
 デジタル化は二〇二二年度の事業として、二千三百万円ほどの予算で進めていた。スキャナーで取り込んだほか、文字入力もされているため単語検索できる。区内を走る東海道にちなんで集めた歌川広重の浮世絵や、区の統計データなど計四十三点もデジタル公開する。
 区立図書館のホームページから接続する専用サイト「しながわデジタルアーカイブ」で見られる。国立国会図書館のサイト「ジャパンサーチ」とも連携しており、同サイトからも検索できる。担当者は「多くの人に活用してもらい、区への興味など深めてほしい」と話している。(井上靖史)

本記事では、品川区におけるデジタルアーカイブの取組を紹介。

同区では、2023「年3月31日から、同「区の歴史の基礎的資料」となる「「品川区史」「品川の歴史」などの刊行物」と「伝統芸能や定点動画などの映像や歌川広重などの浮世絵」同「区の統計データなど」の「計43点」を「デジタルアーカイブ」で「公開」*1

「ソーシャル・メディア」「のツールを積極的に活用」*2を通じた利用状況は、要確認。