三鷹市 副市長にUR出身者 異例の3人目 駅前再開発に意欲(東京新聞2023年7月2日)

東京都三鷹市は三十日、三人目の副市長に都市再生機構(UR)出身の久野暢彦(のぶひこ)市都市再生部長(59)を充てる人事を決めた。任期は七月一日から四年。都内の自治体で副市長を三人置くのは異例。UR出身者を副市長に据え、三鷹駅前中央通り東地区再開発を進める姿勢を示した形だ。
 駅前再開発は河村孝市長が、初当選した二〇一九年の市長選で公約に掲げた。計画地の大半を保有しているURや地元地権者と協議を続け、本年度中の都市計画決定を目指している。
 河村市長は一九年六月、URで勤務していた久野部長を副市長に据える人事を模索したが、議会の同意が得られず見送った。その後の同年八月、久野部長を市まちづくり総合調整担当部長に迎えた経緯がある。
 同日の市議会本会議で人事案の同意を受け、久野部長は「三鷹の街をもっと良くするためには工夫が必要。皆さんと一緒に五十年先を見据えた取り組みを続けたい」と抱負を述べた。(花井勝規)

本記事では、三鷹市における副市長の複数制の取組を紹介。

同市では、2023年「6月30日」に「現市長の在任期間に限り副市長の定数を3人とする」「三鷹市副市長の定数の特例に関する条例」を同「市議会定例会」へ「議案」を「提出」したところ「賛成多数で可決」*1。その後提出された「副市長の選任議案」は「同意」*2されている。

同条例に基づき、「同意が得られ」*3た同職。副市長間の分掌の状況は、要確認。