世田谷区が2.5億円経費削減へ 公用車200台をリースに EVに順次、切り替え欲(東京新聞2023年7月3日)

東京都世田谷区は一日から、公用車三百十一台のうち約二百台を区所有からリース契約に移行させた。脱炭素社会を念頭に、公用車を順次電気自動車(EV)に切り替える方針で、区の試算では買い替えるよりも約二億五千万円安く調達ができる。公用車のリース化は二十三区で珍しいという。
 二〇二八年度末までの五年間、公募で選ばれた三菱オートリース社と四億六千万円で契約。区が所有するガソリン・軽油車の二百台を同社に売却し、当面は同じ車両を借りて使う。
 これらの車両を老朽化などで新調する際に、区が買い替えることなく、リース会社から新車両を借りることで経費が削減される。新車両は災害用などを除き、EVにする。清掃車や建設機械など百台は区の所有を維持した。
 経理課は「公用車のうちEVが占める割合を現在の6%から五割まで引き上げたい」と話した。(原田遼)

本記事では、世田谷区における公用車リースの取組を紹介。

同区では、「公用車管理にリース方式を導入する」ため、「公募型プロポーザル方式により総合リース事業者」を「選定」したところ、同社と「契約」を「締結」*1

「数年度にわたって」*2の契約による同取組。使用状況は、要確認。