都庁周辺の都民広場に芝生やテラス席 東京都が計画素案(日本経済新聞2024年1月23日)

東京都は、新宿区の都庁周辺の再整備計画の素案を公表した。都議会議事堂前にある都民広場や4号街路沿いに芝生スペースやテラス席を設置し、人々が滞在しやすい空間を整備する。2024年度からの3年ほどで工事を完了させる。都庁周辺の回遊性や交流機能を向上させる狙いだ。

都民広場は民間が参加する管理・運営体制を検討しており、土・日曜を中心に小規模なイベントの開催回数を増やす。都庁1、2階なども一括借り上げによる運営を検討する。

都庁第一本庁舎と第二本庁舎をつなぐ「ふれあいモール」に日よけやベンチを設置する計画や、11号街路下に情報発信スペースを整備することも検討する。整備完了は30年ごろを目指す。

本記事では、東京都における庁舎管理の取組を紹介。

同都では、2023年6月に「都庁周辺の空間再編に関する在り方検討委員会」を「設置」し、「4回の委員会」を開催し「検討を進め」た結果を踏まえて、「西新宿地区を象徴する建物である都庁舎」の「広場空間と周辺街路が一体となり」「多様な人々の交流機会の創出や滞在を誘発する取組を先導する」目的から「再整備の方向性を示す」「都庁周辺の空間再編計画(素案)」*1を公表。2024年「1月22日」から「同年2月20日」「まで」「意見募集」*2を実施。

「強いシンボル性を放つ巨大公共建築」*3である同庁舎。今後の利用状況は要観察。