千葉県の行政改革について有識者の意見を聞く「県行政改革審議会」(会長・辻琢也一橋大学院教授)が15日、県庁で開かれた。
本年度は県組織の生産性向上に向けた人材改革がテーマ。組織力の向上と職員の能力開発、高齢期職員が活躍できる職場づくりの3項目について、8月上旬までに計4回会議を開き、提言をまとめる。委員から「民間の人事配置や人事評価の取り組みを反映させるべき」などの意見が上がった。
本記事では,千葉県における「行政改革審議会」*1開催を紹介.
本記事では,2015年4月15日に開催された2015年度の「第1回」*2の様子を報道.同回の同会の審議内容は,現在のところ公表されてはいない.本記事によると「組織力の向上」「職員の能力開発」「高齢期職員が活躍できる職場づくり」の「3項目」が審議事項とされた模様.3項目めとなる「職場づくり」では,「孤立感」と「混み合い感」に加えて「パーソナリゼーション」にも関わる「空間密度」*3の変化も審議されるのだろうか.審議内容の公表後,要確認.
*1:千葉県HP(県政情報:情報公開・個人情報保護:審議会・委員会等:総務部)「千葉県行政改革審議会」
*2:千葉県HP(県政情報:情報公開・個人情報保護:審議会・委員会等:総務部:千葉県行政改革審議会)「平成26年度第1回千葉県行政改革審議会の開催(4月15日)」
*3:稲水伸行『流動化する組織の意思決定』(東京大学出版会,2014年)229頁 流動化する組織の意思決定: エージェント・ベース・アプローチ