東京都、オリパラ関係者にワクチン接種 都庁展望室で (日本経済新聞2021年6月11日)

 東京都は11日、都庁北展望室に新型コロナウイルスワクチンの接種会場を開設すると発表した。都が運営する接種会場は築地市場跡地に続いて2カ所目となる。都内の医療従事者と東京五輪パラリンピックの大会関係者らを対象に1日2500人程度接種する。

  運用期間は18日から8月31日まで。国際オリンピック委員会IOC)から提供された米ファイザー製ワクチンを使い、審判、選手村や会場運営などで選手に接する機会のある関係者に接種する。

 第1本庁舎45階の北展望室は地上202メートル。感染防止の観点から展望室を閉鎖していたが、ワクチン接種加速に向け活用する。

都は大規模接種会場の運営や職場接種の推進を担う大規模ワクチン接種等推進本部を設置する。11日会見した小池百合子知事は「都庁の職員についても、福祉やライフラインに携わる職員、都民と直接接する機会の多い職員から順番に接種できるように準備を進める」と述べた。

本記事では、東京都における感染拡大防止の取組を紹介。

同都では、「ワクチン接種」を「加速」する目的から、で記録した築地市場跡地に続き、同「都が運営する2か所目のワクチン接種会場」として、同「都庁北展望室ワクチン接種センター」を「開設」*1。「対象者」は同「都内医療従事者等及び東京2020大会関係者」となり、ワクチン接種は、2021年「6月18日」から同年「8月31日」*2で実施。

「投網型鎮静」*3に向けた接種状況は要確認。

*1:東京都HP(都政情報 : 報道発表 : これまでの報道発表 : 報道発表/令和3年(2021年)6月 )「都庁北展望室ワクチン接種センターの開設(2134報)

*2:前掲注1・東京都(都庁北展望室ワクチン接種センターの開設(2134報)

*3:金井利之『コロナ対策禍の国と自治体 災害行政の迷走と閉塞』(筑摩書房、2021年)120頁