南海トラフ地震や豪雨災害時、アマゾンが尼崎市に物資提供 市内物流拠点の備蓄品1万5千点(神戸新聞2023年5月24日)

ホテルや旅館が客室に備える歯ブラシなどの「アメニティーグッズ」のリサイクルに向け、東京都と一般社団法人「アメニティ・リサイクル協会」(新宿区)が先月、連携協定を結んだ。使用済み製品を回収し、同じ製品によみがえらせる仕組みにより、使い捨てだったアメニティーグッズの循環を目指す。(三宅千智)
 協会によると、アメニティーグッズはメーカーごとに特性の異なる複数の原料を使い、リサイクルをしにくい課題があった。そこで協会は、原料を統一した歯ブラシとヘアブラシを製造。使用済み製品をホテルから一キロあたり一円で買い取り、資源として再利用して同じ製品に生まれ変わらせる仕組みを構築した。
 協会指定の製品とし、この製品を使うホテルは、回収、再利用の輪に入れる。歯ブラシとヘアブラシは月内にも全国のホテルなどに販売し今後、品目も拡大する。複数のホテルから問い合わせもきているという。

本記事では、東京都における協定締結の取組を紹介。

同都では、「ホテル業界におけるプラスチック使用量削減」のため、同協会との間で、「ホテルアメニティの3R 推進に関する連携協定」を「締結」*1。同協定に基づき「使い捨てのプラスチック製ホテルアメニティの削減に関すること」、「プラスチック製ホテルアメニティの水平リサイクル推進に関すること」、これらの「普及啓発」*2のための連携を予定。

「公-民協定(縦型協定)」*3に基づく同取組。同協定に基づく具体的な連携状況は、要観察。

*1:東京都HP(都政情報 : 報道発表 :これまでの報道発表 : 報道発表/令和5年(2023年): 6月) 「ホテルアメニティの3R推進 連携協定を締結

*2:前掲注1・東京都(ホテルアメニティの3R推進 連携協定を締結

*3:大橋洋一行政法Ⅰ  現代行政過程論 第4版』(有斐閣、2019年)243頁。

行政法I 現代行政過程論 第4版

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