夜間接種が可能に 神戸市役所に午後6~9時、集団会場を開設(神戸新聞2021年8月10日)
神戸市は10日、夜間に新型コロナウイルスワクチンの集団接種が受けられる会場を、市役所1号館24階(中央区加納町6)に開設した。平日午後6~9時に最大96人接種できる。都心部に夜間対応の会場を設け、高齢者より接種率が低いとみられる現役世代や若者の接種促進を図るのが狙い。
同会場では現在、60歳以上の人や基礎疾患を持つ人、福祉施設の従業員ら優先接種の対象者しか予約できないが、今後若者などに広げていく予定。ファイザー製ワクチンを使用し、医師や看護師が1~2人体制で打つ。
初日のこの日は、48人が予約。夜の街並みや神戸港が見下ろせる24階展望ロビーで受け付けを済ませ、予診票のチェックを受けた。接種スペースに移動後、問診を経て接種。15分間の経過観察後、2回目の予約をして会場を後にした。明石市内の職場から帰宅途中に訪れた会社員(43)=東灘区=は「よく知っている場所だし、仕事帰りに寄れるので便利」と話していた。
1回目の予約は市の予約サイトから。ただ、8月はほぼ毎日予約が埋まっているという。(初鹿野俊)
本記事では、神戸市における感染拡大防止の取組を紹介。
同市では、「夜間に接種できる会場」として、2021年「8月10日」から同「市役所1号館24階」*1に接種会場を開設。接種は、「月曜」から「金曜」までの「18時00分~21時00分」*2とされている。
「接種を求める」*3行動に応じた同取組。接種状況は要確認。
*1:神戸市HP(新型コロナウイルス感染症 : 新型コロナウイルスについて : 新型コロナウイルス感染症のワクチン接種について : スケジュール・接種場所 )「【中央区】集団接種会場」
*2:前掲注1・神戸市( 【中央区】集団接種会場)
*3:金井利之『コロナ対策禍の国と自治体 災害行政の迷走と閉塞』(筑摩書房、2021年)142頁